リモートワークを導入するメリットとは?

日本の労働環境を見直そうと始まった「働き方改革」。

リモートワークは働き方改革の柱ともいえ、多くの企業で導入が検討されています。

しかし実際のところ、「リモートワークにメリットはあるのか」「どのような環境・ツールを整備すればいいのか」と頭を悩ます方は多いでしょう。

そこでこの記事では、皆さんが疑問に思うリモートワークの実態について解説していきます。

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働き方改革はなぜ必要なのか?

「働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ」と首相官邸ホームページに掲げられています。

働き方改革とはその名の通り、労働者の働き方を改革する取り組みですが、なぜここまで必要性を問われるのでしょうか。

理由は大きく三点あります。

一点目は少子高齢化社会で労働人口が減少していること。

二点目はニュースでもよく目にするようになった、長時間労働による過労死の問題。

三点目が日本の労働生産性の低さです。

このままだと、日本経済が悪化していくことは目に見えているため、日本政府は働き方改革という実行計画を策定したのです。

働き方改革とは、「高齢者も含めた幅広い年齢層の一人ひとりが、よりよい将来の展望を持ち働くことで日本経済の活性化に繋げていくこと」と捉えることができます。

働き方改革は大手企業だけでなく、中小含めた全企業での取り組みが求められています。

自社には関係ないと改革の実行を拒否すると、その企業は周囲からの信頼を得られなくなります。

こうなると企業としての成長は失速しますし、優秀な人材も離れていくことになるでしょう。

もはや働き方改革は他人事ではないのです。

働き方改革の実現には「長時間労働の是正」の他にもいくつか方法があり、その一つが「多様で柔軟な働き方の実現」といわれています。

これまで柔軟な働き方といえば、フレックスタイムの導入などが中心でしたが、新たにリモートワークを導入する企業が増えてきました。

リモートワークを導入するメリットとは?

リモートワークとは、従業員が会社に出社せずに自宅などの自由な場所で仕事をすることを意味します。

リモートワークによるメリットを「会社」「従業員」の観点から見ていきましょう。


【会社観点】

・従業員が出社しないため、光熱費やコピー用紙などにかかるコストを削減できます。また交通費支給の会社負担も減ります。

・これまで家庭や居住地域の関係で、会社への出社が難しかった人たちを自社に招き入れることが可能となります。

また日本国内に留まらず人材採用の地域を広げられることも特徴でしょう。

多種多様な人材採用や環境整備を進める企業には、優秀な人材が集まりやすく、自ずと会社の成長に繋がります。

【従業員観点】
・まず通勤にかかる時間を節約できることは大きなメリットでしょう。

人によっては往復二時間かけて通勤する場合もありますので、この時間を仕事またはプライベートにあてることで、自身のワークライフバランスを整えることができます。


・会社に出社すると、話かけられたり、周囲の雑談が耳にはいってきたりと仕事に集中できないことも少なくないのではないでしょうか。

リモートワークは仕事に集中できる環境を作り出すことができ、仕事の効率アップに繋がります。

このように会社にとっても従業員にとっても、リモートワークを活用する恩恵はとても大きいのです。

リモートワーク導入の不安を解消するには?

しかしリモートワーク導入に躊躇する企業担当者は、まだまだ多いのが実態です。

理由としては以下の考えが根強く残っているからと考えられます。


・会社以外の場所で仕事をするとセキュリティ対策が必要となり、リモートワークの環境整備も含め費用がかかる。


・人が会社に出社しないため、コミュニケーションの数・質ともに落ち、結果として業務に支障をきたしそう。


・仕事ぶりが直接目に見えないため、勤務時間や作業内容の把握が難しい。

もしこのように考えている方がいれば、ITの進化が悩みを解決してくれるでしょう。

例えば「目に見えない」という課題に対しては、バーチャルオフィスと呼ばれるツールを利用することで解決できます。

このツールではお互いの顔をPC画面に映してくれますので、まるで出社しているかのような環境で仕事ができます。

また「コミュニケーションロス」についても、skype・slack・chatworkといったチャットツールを利用することでリアルタイムに情報のやり取りができる他、ファイルの送受信やビデオ通話でさえ実現できるのです。

「セキュリティ」も同様にクラウドを活用したサービスは世に多く存在しますし、リモートワーク導入で削減できる費用を考えれば導入時のコスト障壁は低いといえるでしょう。

なおそれでもリモートワーク導入に不安を覚えるという方は、例えば週に1回から、もしくは数名から、とスモールスタートすることをおすすめします。

少しずつ実績を積むことで社内浸透を図ることが、結果的にリモートワークを全面的に導入する近道になることもあります。

リモートワーク導入が会社の成長に繋がる!

これからの日本は、単に仕事に没頭すればいい時代ではありません。

リモートワークを筆頭とした働き方改革を推進する企業に人は集まり、企業は成長を遂げていくでしょう。

これまでにない取り組みに戸惑う企業もあるかと思いますが、時代の流れに柔軟に対応することが求められます。

幸いにも世の中には、皆さんの不安を解決してくれる様々なツールが存在しますので、うまく活用することをオススメします。

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