【社内通貨】を導入するメリットやデメリットとは?

企業の中には様々な目的で社内通貨を導入しようと検討するところが増えてきており、実際に導入している企業の事例もいくつかあります。

ただ社内通貨の導入にはメリットだけではなくデメリットもあるため、導入を検討する際には注意が必要です。

そこで今回は、社内通貨を導入するメリットとデメリットそれぞれを解説していきます。

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社内通貨を導入する目的とは

社内通貨は名前の通り、企業が自社の従業員向けに発行する社内限定で利用することができる特殊な通貨のことを指しています。

正規の給与とは別の形で支給されており、その支給方法は紙幣や硬貨のようなスタイルのほかにポイントのようなスタイルを取っているところなど企業によって様々です。

用途としては飲み物をはじめとした飲食品との交換や、何らかのギフトとして手元に届くといったものが多い傾向にあります。

職種や業種によっては何らかのサービスに用いることができる場合もあり、徐々に社外でも利用できる社内通貨も増えてきているようです。

そんな社内通貨を導入する目的としては、主に社内でのコミュニケーションの活性化や仕事へのモチベーション向上などが挙げられています。

いずれの目的でも共通しているのは、企業側が「給与や賞与とは別の形で社員に何らかの感謝を伝えたい」という気持ちの部分です。

社内通貨のメリット

社内通貨を導入するメリットとして、まず社内のコミュニケーションの活性化が挙げられます。

社内通貨を導入している企業の中には、社内通貨を社員同士で贈り合う制度を導入しているところがあります。

そうすることでお互いに感謝を伝え合うことが習慣化し、飲み会に代わる新しいコミュニケーションの方法として受け入れられているようです。

ほかにも社内通貨を通じて社員同士の共通した話題ができるため、自然と社内でコミュニケーションを取る機会が増えていきます。

このように社内通貨をコミュニケーションツールの一つとして活用することで、社内での社員同士のコミュニケーションの機会を増やしたり、会社の一員として承認欲求を満たしやすくなるのです。

また給与以外の形で自分の仕事を評価してもらえると、仕事に対してのモチベーションを維持または向上しやすくなります。

実際に社内通貨を導入した企業では、目に見える報酬という形で社員を評価した結果、アンケート調査などでモチベーションが向上したとする意見が多かったとされています。

ほかにもどうすれば社内通貨が報酬としてもらえるのか明確にしておけば、結果的に経営理念や行動方針を自然と社員に教育・浸透させることができるというメリットもあるようです。

わかりやすい例としては、インセンティブ制度に絡めたり健康促進や働き方改革に関連した行動に社内通貨を付与させるというものがあります。

社内通貨のデメリット

社内通貨を導入するデメリットとして考えなければいけないのが、コスト面です。

どのようなシステムやスタイルの社内通貨を導入するにしても、初期費用や継続して利用するための費用が掛かってきます。

特にポイント制度など新たにシステムを構築する場合には時間もかかりますし、外部のシステムを利用すればある程度コストを抑えられるものの費用が掛かる点は同じです。

さらにどんなに社内通貨を導入したとしても、きちんと仕組みなどを理解してもらえないとなかなか定着しにくいというデメリットもあります。

運用方法によってはうまく使われることなく無駄に終わってしまう可能性もあるため、注意が必要だとされています。

事例としては、社内通貨を導入したとある企業では社内通貨導入の案内をしたものの、どうすれば社内通貨がもらえるのか、その用途などを社員にきちんと説明しなかったためにうまく定着しなかったというものがあります。

結果的に社内通貨を廃止したものの、導入した際にかかった費用を会社が負担する羽目になってしまったと言います。

このように導入するだけではなく社員に認知・理解して利用してもらわなければ、社内通貨は意味がなくなってしまうのです。

社内通貨はメリットだけではなくデメリットもある

社内通貨は導入することによって社内のコミュニケーションを活性化させたり、仕事のモチベーションに繋げることができます。

ほかにも工夫することで経営理念や行動方針を浸透させることができるなど、様々なメリットがあるのです。

ただメリットばかりではなく、導入にかかるコストや社内通貨の利用を普及させなければ意味がないなどのデメリットもあります。

そのため導入する際にはその点も検討することが大切です。

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